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埼玉県生態系保護協会は、自然を守るために、自然環境調査データを活かしたまちづくりへの企画・提案などさまざまな分野からアプローチしています。

早稲田大学 エコロジーキャンパス
「狭山丘陵」の豊かな自然環境と調和した早稲田大学所沢校地B 地区の建設・整備

早稲田大学は、所沢キャンパスの建設にあたり首都圏の生物多様性の宝庫とされる『狭山丘陵』での開発となるため、様々な自然環境との調和を図っています。特に、B 地区とされる敷地内には狭山丘陵最大規模の湿地(三ヶ島湿地)が現存し、格別な配慮が求められる場所となっています。そうした背景を踏まえ、大学では学内の専門機関(早稲田大学自然環境調査室)と学外の第三者機関(早稲田大学所沢校地B 地区自然環境評価委員会)の2 つを設置して、必要とされる対策や対応を講じながらエコロジーキャンパス化を進めています。
第三者機関である自然環境評価委員会は、委員会発足時の平成12 年(2000 年)以降、(公財)埼玉県生態系保護協会が事務局を担当しています。これまでの主な取り組みは、以下の通りです。

1)早稲田大学所沢校地B地区における自然環境対策の取組み

(1)「早稲田大学所沢校地B地区自然環境評価委員会」の設置・開催
 ①評価委員会設立趣意書・設置要綱・委員名簿・評価委員会開催状況  資料
(2)「早稲田大学所沢校地B地区自然環境評価委員会」における主な取決め事項
 ①評価委員会・提言書【平成13年8月11日】  資料
 ②B地区湿地環境管理方針、B地区回復緑地植栽計画方針【平成14年5月15日】  資料
 ③B地区屋上緑化・植栽方針【平成26年3月31日】  資料
(3)早稲田大学所沢校地B地区における生物多様性対策
 ①B地区開発全体計画の変更-評価委員会発足時と提言書提出時-  資料
 ②B地区における主な開発造成域への対策と生物多様性試験エリアの推移  資料
開発造成域
 Ⅱ.研究棟利用域  資料
 Ⅲ.調整池・砂川掘整備域  資料
生物多様性試験エリア
 Ⅰ.自然草地創出エリア  資料
 Ⅱ.湿地再生エリア  資料
 Ⅲ.二次林再生エリア  資料

2)早稲田大学所沢校地B地区自然環境評価委員会・「年次報告」

(1)B地区自然環境評価委員会による生物多様性改善に向けた取組みの経緯  資料
(2)B地区の生物多様性に関する留意点と取組みの概要  資料
(3)年度ごとの評価委員会・報告
   ①会議次第 開催年月日/場所/議事
   ②評価委員会・議事録
  平成20年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成21年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成22年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成23年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成24年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成25年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成26年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成27年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成28年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成29年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  平成30年度  第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  令和1年度      第1回評価委員会  資料
  令和2年度      第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  令和3年度      第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  令和4年度      第1回評価委員会  資料  第2回評価委員会  資料
  令和5年度      第1回評価委員会  資料

『オオタカ繁殖地』の豊かな自然環境と調和した早稲田大学本庄校地リサーチパーク地区等の建設・整備

早稲田大学は、「早稲田リサーチパーク地区」におけるキャンパス等の建設にあたり、オオタカが繁殖する大久保山や浅見山等の生物多様性が豊かな地域での開発となるため、様々な自然環境との調和を図っています。特に、「早稲田リサーチパーク地区」(65.3 ha)の北東部に隣接する「本庄早稲田駅周辺土地区画整理地区」(64.6 ha)のまちづくり事業も一体的に進められることから、きわめて広範囲の環境改変への対応が求められる状況にあります。
大学では学内の専門機関(早稲田大学自然環境調査室)が、この問題に取組むと共に、早稲田大学、本庄市、埼玉県、都市再生機構等で構成する「本庄新都心地区環境検討委員会」や、「本庄早稲田駅周辺土地区画整理事業環境対策調整会議」、「本庄早稲田の杜 環境対策調整会議」が設置され、環境アセスメントの実施以前から建設工事の実施段階、実施後に至るまで、様々な環境対策の検討と実施が継続的に図られてきました。
検討委員会や調整会議は、(公財)埼玉県生態系保護協会が平成11年(1999年)から第三者機関として、事務局を担当しています。これまでの主な取組みは、以下の通りです。

1)早稲田大学本庄校地リサーチパーク地区における自然環境対策の概要

(1)「環境検討委員会」と「環境対策調整会議」の設置・開催
 ①検討委員会設立趣意書・設置要綱・委員名簿・委員会等開催ヒアリング実施状況  資料
(2)「本庄新都心地区環境検討委員会」における主な取決め事項
 ①環境対策委員会提言・本庄新都心地区オオタカ保護対策【平成12年2月4日】  資料
 ②オオタカ・モニタリングの調査計画概要と今後の対応方針【平成12年2月4日】  資料
(3)「早稲田リサーチパーク事業」と「土地区画整理事業」との一体的な環境対策の取組み
 ①「早稲田リサーチパーク地区」と「本庄早稲田駅周辺地区」におけるオオタカ保護対策と
   開発事業に関する経緯【平成10年1月~】  資料
 ②「本庄早稲田駅周辺土地区画整理事業 環境対策調整会議」、
   「本庄早稲田の杜 環境対策調整会議」の開催状況【平成18年10月~】  資料
(4)「早稲田リサーチパーク地区」等におけるオオタカの生息状況と工事対応
 ①「早稲田リサーチパーク地区」におけるオオタカ繁殖状況の推移  資料
 ②開発事業実施区域における工事段階のオオタカ対策  資料
(5)早稲田大学本庄校地リサーチパーク地区等における生物多様性対策
早稲田大学本庄校地リサーチパーク地区
 ①早稲田リサーチパーク地区開発全体計画の変遷  資料
 ②早稲田リサーチパーク地区における自然環境対策の推移  資料
 ③主なエリアごとの自然環境対策の取組  資料
 Ⅰ.法面樹林地創出エリア  資料
 Ⅱ.屋上緑化試験エリア  資料
 Ⅲ.半地下覆土型道路計画地エリア  資料
本庄早稲田駅周辺地区
 Ⅳ.早稲田調節池  資料
 Ⅴ.男堀川調節池  資料