スギ・アカマツ・クヌギ・ケヤキなどの針葉樹や落葉樹に混じり、アラカシ・シラカシ・ヤブツバキなどの照葉樹が生育していて、暑い熊谷の夏でも涼しい木陰を提供しています。林床にはベニシダ・イワガネソウ・ジャノヒゲなど暖地生の植物が多く生育しています。野鳥は、冬にアカゲラ・アカハラ・ルリビタキ、春と秋の渡りの時期にはキビタキ・オオルリ・クロツグミなど森林性の野鳥が見られます。
公園内の荒川に近い草地で、カワラナデシコ・カワラヨモギ・カワラハハコ・カワラサイコなど、減少の著しい河原特有の希少な植物のお花畑となっています。特にピンクの可憐な花をつけるカワラナデシコについては、県内の平野部では最大の自生地となっています。背丈の低い草地で、秋には高原で繁殖して南へ渡る途中のノビタキの姿を見ることができます。
この他、近くの荒川にシベリアから数十羽のコハクチョウが越冬にやってきます。また、河原では、カワセミ・イカルチドリなどの水辺の鳥が多く繁殖しています。
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かつてこの一帯はアカマツが生い茂る「河原松山」と呼ばれ、小学校の遠足や行楽地として親しまれた場所でもありました。近年、マツ枯れや外来動植物の侵入、不法投棄などで自然が危ぶまれています。自然を守るボランティアにぜひご参加ください。毎月の活動は、下記イベント情報の欄をご覧ください。エコ・パークボランティアは、日本ビオトープ管理士会の後援を受けて実施しています。
大麻生公園エコ・パークボランティアパンフレット
お問合せ・お申込みは、事務局・大麻生公園担当までご連絡ください。なお、天候により内容の変更、中止などの可能性があります。あらかじめご了承ください。
楽しいイベントの企画を募集中です!イベントのアイディアはooasou@ecosys.or.jpまでお寄せください。
~火入れ前の防火帯づくり~
1月に野草の広場で行う「火入れ」を前に、枝が広がりすぎた樹木を伐採したり、熊手で刈草を寄せたりして、周辺に火が移らないように防火帯づくりを行います。貴重な河原植物の冬の姿も観察できます。(伐採した木は薪としてお持ち帰りいただけます)
河川敷に広がる大麻生公園の野草広場では、カワラナデシコ・カワラサイコなどの植物や、ジャノメチョウ・キバネツノトンボなど、河原の草はら特有の希少な動植物が多く生息しています。これらの希少な動植物を守るため、「火入れ」により樹林化を抑え草地の状態を維持しています。
※参加される方は必ず注意事項をお読みください。
~みんなでミニ門松づくり~
公園の管理で伐採した竹を使ってミニ門松を作ります。竹用ノコギリを貸し出しますので、世界に1つのオリジナル門松を作りましょう!松も公園内から調達します。シュロ縄で形が整ったら、あとは自由に飾り付けします。
~赤い鳥に青い鳥・冬鳥探検ウォーク~
園内にたくさんあるエノキの木の葉が色づくと、日差しに照らされて森は明るいトンネルのよう!また、北からやってきた冬鳥や、里に下りてきた鳥たちの声が賑やかさを増してくる頃です。双眼鏡を片手に落ち葉を踏みながらのんびり散策してみませんか?
物品の販売、業として行う写真や映像等の撮影、競技会、広告物の表示等には、条件があり、料金を設定しています。事前の相談・申請が必要となりますので、お問い合わせください。また、自由広場(グラウンド)の行為許可については、地図PDFに広場の名称を示しますので、申請・お問い合わせ時にご参照ください。
自然の風景を活かした撮影をしませんか?ロケ地を探している方へPDF
荒川大麻生公園利用料金表PDF
自由広場の名称図PDF
荒川大麻生公園は受動喫煙防止対策実施施設です。望まない受動喫煙の防止を図るため、敷地(トイレ内も含む)は全面禁煙です。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
荒川大麻生公園のコンセプトを大切にしながら、利用者のみなさまがお互いに気持ちよく公園での時間を過ごしていただけるよう、公園のルールとマナーを定めています。
荒川大麻生公園 利用者遵守事項(公園での禁止事項などをまとめています)
秩父鉄道「ひろせ野鳥の森」駅徒歩5分
国道140号から、車で自由広場駐車場までの詳細PDF
公園内多機能トイレ
位置図詳細PDF