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事業内容

埼玉県生態系保護協会は、自然を守るために、自然環境調査データを活かしたまちづくりへの企画・提案などさまざまな分野からアプローチしています。

両神山ナショナルトラスト
このプロジェクトは、埼玉の水源地を守る「水のトラストしよっ基金」の一環として、水とたくさんの生きものを育む両神山の森を守ることを目的としています。両神山は標高1,723m、秩父多摩甲斐国立公園の一部を成し、首都圏の人々の暮らしを支える水を育み、百名山のひとつとして全国から訪れる登山者たちを魅了しています。しかし、両神山に広がる森の多くは私有地です。自然を確実に守り続けるしくみがない日本では、寄付を集めて買い取るトラストという手段が最も有効です。両神山にはまだまだ守らなくてはならない森が広がっています。豊かな自然と美しい景観、そして古来より受け継がれてきた霊山としての歴史・文化を守り、将来の世代に引き継いでいけるよう、ぜひ、当プロジェクトへの寄付をお願いいたします。
1万円以上の寄付者特典

両神山の美しい自然のオリジナル記念切手シート(限定1,000 枚)をプレゼント。 シート見本
会報「ナチュラルアイ」を一般の方に1年間隔月でお届け。 寄付方法はこちら

プロジェクトの状況
2022年12月
行政や地元関係者と両神山「地域自然資産活用整備計画会議」を設立
2020年12月
寄付月間2020「秩父の森を、子どもたちに守りつなごう」キャンペーンを実施
プレスリリース
2018年6月
(株)サイニチホールディングスと協賛に関する覚書を締結
(★以降、毎年更新)
プレスリリース
2017年11月
両神山2号地及び隣接地に看板を設置
プレスリリース 2017年11月21日 読売新聞掲載
2016年1月
両神山ナショナルトラストのオリジナル切手シートを作成
シート見本
2015年11月
両神山ナショナルトラストのパンフレットを作成
パンフレット
2015年9月
両神山2号地を取得。埼玉県庁で記者会見
プレスリリース
両神山「地域自然資産活用整備計画会議」

小鹿野町・埼玉県・環境省などの行政機関、地元の関係主体の皆様とご相談しながら、両神山の生物多様性を保全・再生するための調査や対策検討、安全で持続可能な活用を行うための整備、さまざまな情報発信等を進めています。

●クラウドファンディング

(株)サイニチホールディングスのご支援

毎年、協賛金をご寄付いただくとともに、同社の名刺に「水のトラストしよっ基金」のロゴマーク掲載によるPR、同社のドローン事業を活かしたトラスト地の美しい映像撮影等でご支援いただいています。

看板の設置

登山道沿いの休息場所に、両神山の生きものを代表するクマタカ、コノハズク、カモシカを用いた看板を設置しています。訪れるたくさんの方々に、美しい水源の森を将来世代に守りつなぐ「両神山ナショナルトラスト」を知っていただき、活動への理解や協力の輪が広がることを願っています。

両神山ナショナルトラスト取得地
両神山1号地
両神山1号地

東京湾に注ぐ荒川の源流域で、両神山を水源とする小森川に面した標高800m付近に位置します。サワグルミ、シオジ、ブナ、ミズナラなど落葉広葉樹を主体とした水源の森は、秩父の豊かな自然の象徴であるクマタカやツキノワグマ、カモシカの生息域にあたる生命の森でもあります。
プレスリリース

[所在地]小鹿野町両神薄白井差 [面積]58,679㎡(登記簿面積) [地目]山林 [取得日]2014年3月20日 [取得方法]買取
両神山2号地
両神山1号地

主要な登山口である日向大谷から、天理岳、辺見岳、そして標高1,723mの山頂に至る、険しい峰々に囲まれた神聖な森です。一帯は秩父多摩甲斐国立公園特別地域に指定されています。山腹に分布するブナやミズナラの自然林は「声のブッポウソウ」として有名なフクロウの仲間「コノハズク」の県内で代表的な生息地となっています。また岩場には、春を可憐に彩るアカヤシオが見られます。
プレスリリース 各社新聞掲載(2015年9‐10月)

[所在地]埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄字両神 [面積]12,318,917㎡(登記簿面積) [地目]保安林 [指定区域]秩父多摩甲斐国立公園(特別地域、普通地域) [取得日]2015年9月15日 [取得方法]買取

夜の両神山に響くコノハズクの鳴き声